おカネの切れ目が恋のはじまり最終回を見て。 [ドラマ]
三浦春馬さんが亡くなってしまい、このドラマ自体放送されるのかと心配された中、三浦さんの最後の作品として全4話という少ない話数だが放送することを決め、最後まで乗り切りました。
初回放送後、多くの反響があったことでしょう。初回を見て、このドラマの番宣としてひょっこりテレビに出てくるんじゃないかと思ったほど、三浦さんが亡くなってしまったということが受け入れられませんでした。多くの作品に主演として出演し、活躍してきた三浦さんの最後の役柄は、陽気で明るく、見ている人を笑顔にするような人物でした。最近の火曜10時枠のドラマは、キュンをテーマにしたようなドラマが多かったように、このドラマでも三浦さんにキュンキュンした人はたくさんいたはずです。
気になっていた最終回には、三浦さんの姿はありませんでした。3話まで撮影が終了していたということだが、キャストやスタッフ陣はどんな思いで最終回の撮影をしたのでしょうか。きっと悲しみや悔しさやいろいろな感情を抑えて、三浦さんのために作品を完成させたのでしょう。
松岡さん演じる玲子が三浦さん演じる慶太の帰りを待っている最後のシーン、扉が開く音がして、慶太が帰ってきた演出がされていました。その時の玲子は、一瞬笑顔を見せたが、その後何とも言えない表情をしていて、とても切なく感じました。それは玲子ではなく、もう帰ってこないんだと涙をこらえている松岡さんの演技ではない表情だったのではないでしょうか。
たくさんの人に愛された三浦さんの肉体は亡くなってしまったが、たくさんの作品や、関わった人々の心に三浦さんがいる限り、本当の意味で亡くなってしまうことはないのです。
テレビに出続けた三浦さんが長いお休みに入り、テレビを楽しく見ていてくれているはずだと、仲間たちは頑張るだろうが、頑張りすぎず、時にはゆっくり休みをとって、また視聴者に元気を与えてほしいと思います。
芸能人も生まれたときは一般人だということを忘れず、みんなが生きやすい世の中になることを祈っています。
三浦さんありがとうございました。
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